【名探偵コナン】アニメ第98話「名陶芸家殺人事件（前編）」無料で観よう（ネタバレあり）

 

 

こんにちは。

 

 

放送日	1998年４月20日
放送局	日本テレビ
原作	原作16巻FILE．10～17巻FILE．２

 

第98話：声の出演

 

• 江戸川コナン：高山みなみ
• 毛利小五郎：神谷明
• 毛利蘭：山崎和佳奈
• 目暮警部：茶風林
• 益子：磯辺万沙子
• 有田義彦：松尾貴司
• 瀬戸隆一：高木渉
• 大谷薫：岩田光央
• 鑑識：巻島直樹
• 警官：井上隆之
• 菊右衛門：辻村真人

 

第98話のあらすじ（ネタバレあり）

 

犯人	現時点で不明
被害者	土屋益子（菊右衛門の息子の嫁）
凶器	現時点で不明。首をつって発見されたのでおそらく紐類。
動機	現時点で不明

 

 

色といい形といい、さすがに人間国宝の作った作品はひと味もふた味も違うと小五郎、蘭、コナンの３人はいたく感銘を受けた様子で陶器の数々を眺めていた。

 

そんな人間国宝の陶芸家・菊右衛門が、一体小五郎にどんな依頼があるのか、蘭もコナンも興味津々だった。

 

ところが菊右衛門がその日小五郎を呼んだのは、何と名探偵の小五郎に意見するためだという。

 

何でも最近の小五郎の推理が粗が目立って仕方がないと。

 

それを聞いた小五郎の名推理の黒幕（？）のコナンは思わずドキッとする。

 

しかしそれは菊右衛門の考え出した建て前のようなもので、実際は菊右衛門は小五郎の大ファンで、事件の記事もしっかりとファイルし、小五郎が事件を解く度に大はしゃぎしているというのだった。

 

そしてその日小五郎を招待したのは、自分の作品の中で小五郎自身の目で見て気に入った物を一点プレゼントしたいということらしい。

 

どれも数百万円は下らないと聞き、小五郎は遠慮がちに目の前にあった小さな湯呑みを手にした。

 

それから小五郎たちは菊右衛門の下で日々精進している３人の弟子たちの紹介を受けた。

 

最近メキメキと力をつけてきたという有田義彦、一時は六代目菊右衛門を襲名することが確実視されていた程の実力を持ちながら最近少しスランプに悩んでいるという瀬戸隆一、それから窯の準備をしていた瀬戸以上に最近伸び悩んでいるという大谷薫。

 

皆２年前に不幸にも事故で亡くなった菊右衛門の長男に代わり、六代目を継がんと日々努力を重ねていいる苦労人ばかりだった。

 

しかし六代目を継ぐためには、菊右衛門の長男もほれ込んだという目利きの持ち主である長男の妻の土屋益子の目に適う物を作らなくてはならない。

 

ところがどうやら益子の目というのは相当厳しいらしく、窯の中には益子の手によって壊されてしまった陶器の破片の山が散乱してる状態だった。

 

そして最近調子の出ないという瀬戸や太谷はひどく落胆している様子で自信を失くしかけているようだった。

 

そんな弟子たちを菊右衛門は明鏡止水のごとく、心に余裕を持って取り組めば自ずと結果は付いてくるものだと言って励ます。

 

そのとき、突然蔵の方から土屋益子のものと思われる悲鳴が屋敷の中に響き渡った。

 

悲鳴を耳にした小五郎たちが慌てて様子を見に行ってみると、蔵の中には土屋益子が陶器の破片を前にして茫然としながら床の上に座り込んでいた。

 

どうやら益子は小五郎に見てもらうために取りに行った菊右衛門の新作「風水丸」を床の上に落として壊してしまったらしく、申し訳なさそうに菊右衛門に頭を下げるのだった。

 

しかし菊右衛門は「形あるものはいずれは没する……」と益子を励まし、少し疲れたと言い残して自分の部屋に籠もってしまった。

 

「風水丸」を壊してしまったことで一時はひどく落ち込んでいた益子だったが、どうやらそれ程そのことを気に病んでいるそぶりはなく、小五郎たちを招いて催された晩餐の席でも、小五郎に負けじと酒好きな所を見せつけてくれた。

 

弟子たちの話では酒を飲むと性格が変わってしまうらしく、陽気に笑いながら楽しそうに語り合っていた。

 

ところが夜11時をすぎると酔いが急激に回ってきたのか、益子は大広間でそのまま寝入ってしまっていた。

 

酒が入ったまま寝てしまうとそう簡単には起きないという益子を、仕方なく弟子の一人の有田義彦が彼女の部屋まで寝かしにいった。

 

その後は大広間に残った７人で深夜まで騒いで飲み明かし、大いに盛り上がった。

 

そして翌朝８時、結局益子を除き、大広間にいた７人は昨夜の勢いそのままで、部屋の中で寝入ってしまったようだった。

 

一同が次々に目を覚ましていく中、菊右衛門は自分の部屋で休んでいるはずの益子を起こしにいくように弟子の大谷薫に命じだ。

 

ところが、戻って来た大谷は益子が部屋にいないと報告してきた。

 

そしてもう一人の弟子の瀬戸が彼女の携帯に電話したが、それにも出ないという。

 

こんな朝早くから一体どこに行ってしまったのかと、一同が不審に思っていると、突然、蔵の方から陶器のような物が激しく割れるような音が聞えてきた。

 

誰かが蔵の中にいるのか。

 

嫌な予感がしたコナンが急いで蔵の方に駆けていくと、蔵の中には、梁（はり）にくくり付けられた縄で首をつったまま苦悶の表情を浮かべてぶら下がっている、土屋益子の姿があった。

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